■ 定期的に点検を!
 私たちが「人間ドッグ」を受診したり、自動車に定期整備点検が必要なように、住宅についても点検は必要です。

● 点検を確実に実施するためには新築時の図面・仕様書等を保管しておきましょう。

● 「マイホーム維持管理ガイドライン」を参考に、定期的な点検を実施しましょう。
なお、「マイホーム維持管理ガイドライン」は、在来木造住宅をベースとして一般的な目安をまとめたものです。その他の工法の住宅やその住宅の仕様・所在地の気候等によっては、点検・補修の項目や時期は異なってくることがあります
● 点検時の記録は「点検・補修記録シート」に記入し、保管してください。
■ 修繕・交換は怠らず!
点検の結果、少しでも不具合があった場合には、早めに修繕工事を実施しましょう。
● 人間の体と同様に「早期発見・早期治療」が重要です。
● 不具合をそのまま放置すると、ますます状態が悪化し、それを元通りに復旧するのに莫大な費用がかかってしまうことがあります
■ 記録は必ず保管を!
 点検をした際の点検結果や、修繕工事を実施した場合の工事図面などを保管しておくことは、工事実施以降の点検や数年後に再度、修繕工事を実施する際の重要な資料となります。また、ご自分の住宅を他人に中古住宅として売ろうとした場合でも、そのような記録が保管されていることは、中古住宅の価値を判断するさいの有効な材料として活用することもできます。
●補修工事をした場合には下記の記録を「点検・補修記録シート」と一緒に保管しておきましょう。
工事図面
工事請負契約書(約款を含む)
見積書(工事費代金内訳書)
工事箇所に係る写真(工事着工前・工事完了後)
将来、誰かに住宅を売るときには、保管してきた記録をそのまま相手に渡すことによって、「住まいが適切に維持管理されている」ことをアピールすることができます。
 その他、詳しいメンテナンスについて
財団法人住宅保証機構のホームページ(住まいのお手入れの方法)をご覧ください。

また、マイホーム維持管理ガイドラインや、マイホーム点検・補修記録シートをご活用ください。